電気自動車のベンチャーが出てきた。Tesla MotorsというSan Carlosにある会社だ。
Venture Beatの報道によると、この会社は最近45百万ドルのファイナンスをまとめたらしい。これまでの投資総額は105百万ドル(約125億円)とのこと。さすがに元手がかかっている。
最初の製品であるロードスターは9万ドル(約11百万円)の価格ながら、停止状態から60mph(約96km/h)まで4秒で到達し、2時間連続走行可能という。なかなかの性能だ。Google創業者のLarry Page, Sergey Brinやカリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏らから既に注文が来ている模様。
ガソリン車と電気自動車ではどちらがエネルギー効率がいいかわからない。発電所の効率や送電ロス等を考慮したトータルなエネルギー効率で電気自動車がガソリン車を上回っていなければ、CO2削減にはならず環境にいいとは言えないし、当面は価格が高そうだから今のところ大衆が電気自動車に乗り換える積極的な理由はない。また、充電場所の拡充などインフラ面でも課題がありそうだ。でも、アメリカでも環境への配慮が広がっている一つの証として評価したい。
思わぬ機会が出き、ある日本のVIPと一緒に明日Tesla社訪問予定です。 改めて報告しますね。 (宜しければ、「格安?」で1台予約しておきますが、如何ですか?)
投稿情報: TERADA | 2007年5 月18日 (金) 19:56
テスラに限らず、電気自動車の燃費はすごいのです。ガソリン車では1リットル10キロも走れば相当の燃費ですが、テスラの場合、1リットル換算で100キロ内外は走るのです。これはモーターのエネルギー変換率がガソリン車と比べて格段によいからなのです。
投稿情報: 萬 | 2007年5 月21日 (月) 17:52
TERADAさん、コメントありがとうございます。さすが、早いですね。今はとても手が出ないですが、価格がこなれてくればいいですね、そんな10年後の予約が出来そうでしたら是非。
案外身近で大きな産業になるかもしれませんね。
投稿情報: キャピタリスト | 2007年5 月21日 (月) 23:05
萬さん、コメントありがとうございます。
電気自動車はそんなに効率がいいのですか、知りませんでした。エネルギーの配送経路まで含めてトータルで効率がいいのであれば、大きな産業になる潜在力がありそうですね。
投稿情報: キャピタリスト | 2007年5 月21日 (月) 23:07