アメリカやヨーロッパではTeslaに続けとばかりに電気自動車のスタートアップが盛んだ。27ものベンチャー企業がこの分野に挑戦している。信じられないことだが、まずはこちらを見て欲しい。
モーターショーあたりに出てきそうな近未来的でエコな形をしたモデルが多いが、中にはグラマラスなスポーツカーも目に付く。価格はやはり多少高めだが手が届かないわけではない。既に販売中のものも多い。
既に成熟していると思われる自動車産業においてさえこれだけのスタートアップが出てくるなんて、アメリカのダイナミックさに改めて感動せざるを得ない。現実的に考えて実用性に欠けるモデルもありそうだから今後淘汰が進む可能性も高いが、そのチャレンジ精神には目を見張るものがある。自動車大国である日本からも是非この分野に挑むベンチャーが登場して欲しいものだ。
ところで、熱い電気自動車だが、順風満帆というわけでもない。こんな記事がある。
Tesla’s layoffs: Bad blood, a bloodbath, or business as usual?
Following its ouster of founder Martin Eberhard and appointment of new chief executive Ze’ev Drori late last year, electric car maker Tesla Motors is going through a fresh round of layoffs, including several execs and members of its engineering team.
実はTeslaでは昨年暮れにCEOが交代していたのだが、今回はそれに引き続き26人がレイオフされるという。上記で引用したエントリーに載っているリストを見ると、レイオフの対象にVPクラスも含まれているのがわかる。Teslaには250人以上が働いていたようだから、約1割の人員を削減することになるようだ。このレイオフには賛否両論のコメントが寄せられているようで、不必要なものだとする否定的なコメントや、良くあることだとするコメントもある。Tesla内部で何が起こっているのかわからないが、自動車会社を立ち上げるのは楽ではないということか。
そんなTeslaだが、既にWeb上で注文を受け付けており、Waiting Listが作られているようだ。カリフォルニアのフリーウェイを疾走するTesla Roadstarを早く見たいものだ。
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