アジアへのベンチャー投資に関するセミナーにパネリストとして参加した。弁護士事務所主催の小さなセミナーだったが、それでもアジアの起業家を中心に50人以上集まり、熱心に耳を傾けていた。
セミナーの内容は、中国、インド、日本へのベンチャー投資についてVCの視点で意見を交わすようなもので、各地域の特徴や課題、米国起業家や米国投資家へのメッセージなどが次々と挙げられていった。
シリコンバレーにいるとこの手の小規模なセミナーが日常茶飯事に行われ、多くの人がやってくる。みんな人に会うのが目的だから、国籍や性別を超えて初対面同士でも誰も臆することなくお互い自己紹介したり情報交換したりが勝手にあちこちで始まる。これがシリコンバレー流の社交もしくは情報交換の場なのだろう。
印象的なのはみんな一様に情熱的だということだ。みんな自分のビジネスをとても熱く語っている。こうしたところから人の輪が広がり、ビジネスに結びついていくのだろう。
中国人やインド人は多かったが、なぜか日本人はほとんど見当たらなかった。日本を話題にする人も残念ながら少ないようだ。もっと英語での情報発信が必要なのかも知れない。
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