日のロボット・ベンチャーのブログを一部加筆したくなることが起きた。
一昨年に続き今年も10月8日に無人ロボット自動車レース「DARPA Grand Challenge」が行われ、砂漠の131.6マイル(約212km)を10時間以内に走破するレースが繰り広げられた。前回大会では出走チームはすべて途中でリタイアしたそうだが、今大会では参加申し込み195チーム中、5台が完走したらしい(うち制限時間内は4台)。優勝したStanford大学チームのマシンは、市販のSUVにセンサー、処理ユニット、GPSなどを搭載して無人で平均約31km/hのスピードで走ったという。あちこちで報道されているので見た方も多いでしょう。
無人ロボット自動車レース、スタンフォード大チームが200万ドル獲得
「DARPA Grand Challenge」で無人ロボットカーが131.6マイルを走破
砂漠のデコボコ道を200kmも自律走行するロボット! 技術の進歩はすばらしい。
大会主催者であるDARPAはDefense Advanced Research Projects Agencyの略で、米国国防総省の技術研究開発部門のこと。インターネットの原型になったARPAnetを開発した組織として有名ですね。米国の技術力の原点の一つがここにあるのでしょう。
今回のレースが華々しい成果を挙げたためか、DARPAによるともう次回以降の大会を主催することはないそうだ。ちょっと残念だが、ここで成果を挙げた技術が今後何に応用されるか大いに注目したい。
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