先ごろ東京ビックサイトで開催された国内最大級の環境系カンファレンスであるPV Expo, FC Expo,二次電池展に参加してきた。このカンファレンスには数年来参加しているが、今年は会場も広くなり来場者数も飛躍的に伸びた感じだ。大いに盛り上がったと言っていいだろう。
こうした大きなカンファレンスだっただけに海外からの来場者も多かった。会場のあちこちで欧米系、アジア系の人を見かけた。いい傾向だ。
そんな中、主催者が来場の主だった人を招待して「VIPランチパーティ」なるものを開催してくれた。日本の環境系の人が集まる交流会というのは初めてだったので、期待して行ってみた。しかし結果は悪い意味で驚きだった。300人ほどの業界関係者が集まる立食パーティだったが、大半の人が会場内でただ黙々と食事をしているのである。食事を取りに行くための行列も長く、みんなおとなしくその行列に並んでいる。300人もいるのに、とても静かなのだ。名刺交換なんて雰囲気じゃない。みんなあまりしゃべっていない。。。。海外からの人たちもこれには呆然という感じで立ちすくしていた。
日本でIT系の集まりに参加しても食事に一生懸命な人は見かけるものだが、もう少し交流会の側面があることが多い。業種が違うと雰囲気が違うということか。。。
日本の環境系技術は高いというが、コミュニケーションの方法には非常に戸惑いを感じる。下記のような記事もあるが、ぜひとも積極的にコミュニケーション&情報発信していかねばなるまい。
引用: クリーンテックに流れ込むカネと「ジャパン・パッシング」
日本企業は米国では存在感が薄い。それどころか、クリーンテック分野で「日本外し」が始まったと感じている人は少なくない。理由は大きく分けて2つある。1つは海外での競争力が弱いことだ。民間の分野では日本企業のアピールが非常に弱い。外交も及び腰であると感じる。
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