米国サブプライム問題を発端として世界の株式市場は年初から荒れ模様だが、こと人材採用については景気悪化懸念の影響は出ていないように感じる。優秀な人材を獲得するのはいつの時代も難しい。
そうした難しい「優良」人材を確保するため、人材紹介のベンチャー会社が面白いことを始めようとしている。
Job site NotchUp thinks companies should pay applicants for interviews
NotchUp may seem like just another job site, but the Los Altos Hills company brings a novel twist to the familiar formula – companies have to pay applicants to come in for an interview.
シリコンバレーの邸宅街、Los Altos HillsにあるNotchUpはbetaサイトを公開しているが、その中で「Googleで面接を受ければ$500もらえる」というようなサービスを提供しようとしている。「求人」のマッチングではなく、「面接」のマッチングだ。これはちょっと新しいコンセプトだ。
According to the NotchUp’s Web site, the goal is to give companies a chance to go after those top-notch employees who aren’t actively looking for a job.
何故面接のマッチングをするのかというと、求人したい企業と、すぐには転職する気のない人たちを出会わせるためのようだ。すぐに転職する気はないが話だけは聞いてみたいという人は少なからずいるはずだ。殊に米国では皆しばしば職を変えるので、日本よりもそのニーズは高そうだ。面接に受けに来た人に支払われる金額はオークションのように開示され、競争にさらされる。市場原理が働くというわけだ。
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