最近、しばしば"YouTube"というビデオ・シェア・サイトの話を耳にする。シリコンバレーの日本人の間でも日本のドラマが見れると話題だ。知らなかったが、日本でも大いに流行っているらしい。
なんでも、リサーチ会社のcomScore Networks社によると、1ヶ月間(2006年3月)で37億本のオンライン・ビデオが視聴され、中でも最大のサイトであるYouTubeでは、毎日、5千万本のビデオが視聴され、5万本のビデオがアップロードされるという。この数は半端じゃない。ちなみに、従業員はわずか25人だそうだ。
2006年1月にラスベガスで開催されたCESでは、YahooがNBCと提携してテレビの放送プログラムを配信することで話題になった。テレビで放送してから1時間後ぐらいにはネットで同じものが見れると言うサービスだ。いつからサービス開始する予定だったかは覚えていないが、こうしたYouTobeのような草の根ネットの台頭を目の当たりにして、Yahooもおちおちしていられなかったようだ。新しいサービスのYahoo Videoを始めたらしい。Googleもビデオ販売の広告を取扱始めたようだし、MSも同様のサービスを始めたようだ。ビデオがテキストや音楽に続く重要なオンライン・コンテンツになったと見て間違いないだろう。
ビデオ・シェアのコンセプトは確かにここ半年ぐらいしばしば見かけたが、こんなに短期間に盛り上がるとは予想していなかった。まだまだホットな状態が続きそうだ。
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