先日投資した会社の株券が送られてきた。株券は株式会社制度の根幹を成す最重要書類の一つであり、間違いがあってはいけないものなので、投資して株券が送られてくる都度内容を確認するわけだが、案の定、今回もあれこれ間違いを発見してしまった。。。
よく間違いがあるのが「株主の名前」の間違い。たとえば株主名が「ABC Company Inc.」だったとすると、それがなぜか「BCD Company」になってしまうような例だ。ABCの部分がちょっと似ているけど明確に違うBCDに代わり、さらに会社形態を示すInc.がついていない、なんていうのが日常茶飯事に起きる。ついでに日本的常識で言えば「Inc.」の末尾についているべき"."が、ごく当然のように無視されてしまう。
さらに由々しきことに株数が違うことがよくある。株券には必ず株主名と持株数が明記してあって、その株主が何株の権利を持つのかわかるようになっているわけだが、この持株数を間違えてしまうわけだ。大金出して株を買ったのに株の数を間違えるとは何事!って思うが、アメリカではほんとうによくあることのようだ。
アメリカで生活しているとアメリカ人の仕事の質の低さが目に付くことが多い。今回はたまたま株券に印刷されている文字が違うわけだが、こんな話は日常茶飯事だ。よく言えばみんな大らかで細かいことを気にしないとも言えるが、裏を返せば適当にごまかしてもわかりっこないからそんな細かなことは放っておいてさっさと家に帰ろう、といういい加減なところがあるのではないか。そうやってみんな適度に気を抜いているからハッピィに生活していけていいんだけど、アメリカ人に何かを頼むときにはこっちも気をつけないといけないようだ。
久し振りのコメントです。お元気ですか?
さて、私もeBayを使っていますし、ゴルフクラブはレフティなのでよくUSのショップにオーダーしますが、アメリカ人のそそっかしさというか能天気さと言う点にはよく遭遇します。そういうもんだと理解したうえで、クレームをきっちり入れることが大事だと経験で学びましたが、知的レベルが高いはずのビジネスマンになると確信犯になるのでたちが悪いと(笑)
投稿情報: 鶴見 | 2006年5 月22日 (月) 22:47
ご無沙汰してます。
まったくですねぇ。
このエントリーはちょっと愚痴モードでしたが、1年もアメリカで生活していくと自分自身もだんだん能天気になっていくようで怖いです。
投稿情報: キャピタリスト | 2006年5 月23日 (火) 14:02