アメリカVC業界で話題になっていることと言えば中国とインド。
本社をシリコンバレーにおいて資金を集め、開発はインド、製造は中国というのが珍しくなくなった。投資家の間で読まれるメディアでは、如何に中国やインドに関っていくかが特集されることが多くなった。
最近Business Weekに掲載された注目すべき数字を紹介しよう。
<世界のGDP比率>
2004年: 米28% 欧34% 日12% 中 4% 印 2%
2025年: 米27% 欧25% 日 7% 中15% 印 5%
2050年: 米26% 欧15% 日 4% 中28% 印17%
見方は簡単、世界全体のGDPに対して各国がいくらの割合を占めるかをあらわしたものだ。この数字は多くの点で興味深く、また疑問でもある。
- アメリカは今後50年間変わらず現在の強さを維持できるか?
- 欧州はジリ貧なの?
- 日本の比率が50年後には現在の1/3になってしまう?
- 50年後には北京に国連本部ができる?
- 50年後にはインドが欧州全体よりも大きくなる?
20年後なんてすぐやってくる。中国人やインド人の勢いを目の当たりにすると、待ったなしだとしみじみ思う。
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